大谷翔平がキャンプ2日目を休養に充てた理由 練習後に関係者、監督を直撃

[ 2025年2月16日 08:00 ]

練習前に取材に応じるデーブ・ロバーツ監督(撮影・柳原 直之)
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 二刀流復活へ、異例のスタートとなった。13日のドジャースのバッテリー組キャンプ2日目。練習前に取材に応じたデーブ・ロバーツ監督が「今日の翔平はノーアクティビティー(練習をしない)」と説明した。

 最初は“ノーアクティビティー”が何を意味するのか、今ひとつ理解できなかった。球団の指示か、大谷の意向か。故障の可能性を疑うメディアもいたほどだった。その後、大谷はキャンプ地に姿を現したが、屋外に出てくることはなく、全体練習中にもうキャンプ地をあとにしていた。

 キャンプ初日の12日は投打で精力的に汗を流し、1年ぶりの屋外フリー打撃では18スイングで6連発を含む柵越え10本と順調な調整ぶりをアピールしていた。とはいえ、キャンプ2日目での休養日は今まであまり聞いたことがない。

 練習後“万が一”の可能性を考えて、球団関係者に「大谷はケガはしていないですよね?元気ですよね?」と尋ねた。何を言っているんだとばかりにけげんな表情を浮かべた同関係者は「彼は元気だよ」と説明。他社の記者と練習後にロバーツ監督を再確認した際には「翔平は完全休養日だ」との回答を得て、ようやく安心した。

 エンゼルス在籍時の21年以降のシーズン中は出場可否が大谷に一任されたこともあり、二刀流での大活躍につながった一方で、疲労蓄積によって故障の原因になったという声もある。大谷は12日の練習後には2年ぶりに投打二刀流でプレーする今季に向けて「今まで通り出られる試合は出たいと思うけど、休養を取ってほしいという時はそれを受け入れて休むことに徹したい」と説明。今季はコンディション維持を目的に積極的に休養を取り入れる考えを明かしていた。

 キャンプ施設で3日から6日連続で自主トレを行い、長い日は投球、打撃、走塁と5時間ほどみっちり汗をかいた日もあった。キャンプ2日目で異例の休養日はそれらの疲労度も考慮したのだろう。3日目の14日は再び、投げて、打って、走って、フル回転で練習メニューを消化した。

 15日には今キャンプ初ブルペンに入った。慎重に慎重を期し、二刀流完全復活へ向けた大事なプロセスとなる今回のキャンプからより一層、目が離せない。
(記者コラム・柳原 直之)

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