中村紀洋氏 育成契約からはい上がり打率.293、20発 日本Sで奮起の要因は落合監督の厳しい口癖

[ 2025年2月16日 20:00 ]

中村紀洋氏のYouTubeチャンネル「ノリ流チャンネル」から

 近鉄などでNPB通算2267試合に出場し、404本塁打を誇る中村紀洋氏(51)が16日、自身のYouTubeチャンネル「ノリ流チャンネル」を更新。中日時代のエピソードを語った。

 2007年6月にスライディングした際に右太腿肉離れを発症。「昔からの教えで痛いって言えないんですよ。そういう感覚でいたので、歩けない状況でも“大丈夫です”って言っちゃう」と明かした。

 満身創痍の状態で、関西遠征中に落合博満監督(当時)から宿舎の部屋に呼ばれた。落合監督が現役時代の話をしながら「無理をするな」とブレーキをかけてくれた。「俺は黙って我慢してやったら一番大事な時に試合に出られなかった。そういうことをさせたくない。今、無理をしてやると一番大事な時に出られないぞ」と言われ、中村氏は「わかりました」と出場選手登録の抹消を受け入れたという。

 落合監督がこの時話していた「大事な時」とは日本シリーズの舞台だった。

 この年の1月にオリックスを自由契約となり、中日へのテスト入団、育成選手契約を経て支配下選手契約を勝ち取った。この年は130試合に出場して打率.293、20本塁打、79打点。それでも、中村氏は「当時、落合監督から“シーズンは全然活躍してないからな”って口癖のように言われていた」と苦笑いした。

 この落合監督からの厳しい言葉に奮起。この年の日本ハムとの日本シリーズでは、かつてプレーしてきたパ・リーグでの経験をチームに還元した。「パ・リーグから来たからには、今まで経験してきた眼というところで、細かいところかもしれないですけどアドバイスできたら、と。このピッチャーはこういう球で、こういう感じできますってミーティングの時にスコアラーといろいろ話をしてこういうことを言った方がいいですよとかっていうアドバイスをした覚えはあります」と振り返った。

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