ドジャース・佐々木 堂々2度目ブルペン投球姿を大谷も熱視線 開幕直後は“ゆとりローテ”が明らかに

[ 2025年2月16日 01:30 ]

大谷(右端)が見つめる中、ブルペンで投球練習する佐々木(撮影・沢田 明徳)
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 ドジャースの佐々木朗希投手(23)が14日(日本時間15日)、今キャンプ2度目のブルペン入りで34球を投げた。終盤は大谷翔平投手(30)にも見守られ、直球、スプリット、スライダーなど切れのある球を披露。大谷が投手復帰するまでの開幕直後は“変則的な5人制の先発ローテーション”の一角を任されることも明らかになった。

 ブルペンの空気がガラッと変わった。佐々木が投げ始めてから20球ほどを数えたところで、フィールディング練習を終えた大谷がやって来た。熱い視線を感じながら、左足を高く上げる独特なフォームから力のこもった球を次々と投げ込んだ。

 直球、スプリット、スライダーの3球種を織り交ぜて計34球。大谷の前でも制球を崩すことはなかった。12日の初ブルペンで球を受けたバーンズに続き、初めてコンビを組んだ正捕手スミスは「感心させられた。良い直球、良いスプリットだった。あまり緊張もしていないように見えたし、球のばらつきもなかった」と大きくうなずいた。ブルペン終了後はクラブハウス前で、18年MVPのベッツに息子や夫人を紹介されるなど、交流を深める場面もあった。

 23歳での米球界挑戦のため現時点ではマイナー契約でも、既に東京ドームを舞台にした3月19日のカブスとの開幕シリーズ第2戦に先発することが内定。さらに練習前にアンドルー・フリードマン編成本部長が取材に応じ、大谷の投手復帰が見込まれる5月までは「先発5人制」で臨むことを明言した。通常1カ月のうち試合のない日は3日程度。今季に限れば日本での開幕シリーズ後は米本土に戻って再びオープン戦を挟み、3月27日(日本時間28日)の本拠地開幕から5月初旬までの期間には7日も空白がある。「オフの日がたくさんある。それ(先発6人制)を使わずにうまくやっていけそうだ」と説明した。

 開幕投手の山本、サイ・ヤング賞2度の左腕スネル、グラスノーの3枠は確定で、残り2枠を使って佐々木と故障明けのメイやゴンソリン、ミラーらが余裕を持って登板する変則的な布陣が想定される。ロッテ5年間では登板間隔を空けるなど規定投球回に一度も到達したことがなく、成長途上の佐々木にとっては日程も追い風だ。

 キャンプ初日の12日には「特別なこと。まずはそこに向けて良い準備ができたら」と開幕第2戦に照準を合わせており、次のステップはライブBP(実戦形式の打撃投手)での登板。最速165キロを誇る令和の怪物が、まずは順調なスタートを切った。(柳原 直之)

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