ド軍指揮官 大谷の内野ゴロ2本2打点に「彼の存在は重要」 4安打で9点には「野球とはそういうもの」

[ 2024年9月17日 12:10 ]

ナ・リーグ   ドジャース9-0ブレーブス ( 2024年9月16日    アトランタ )

ブレーブス戦前に取材に応じるドジャース・ロバーツ監督(撮影・柳原 直之)
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 ドジャースは16日(日本時間17日)、敵地でのブレーブス戦に勝利。4連戦を2勝2敗で終えた。「1番・DH」で先発出場した大谷翔平投手(30)は無安打も内野ゴロ2本で2打点をあげ、先発した山本由伸投手(26)は4回無失点だった。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督は無安打ながら2打点の大谷について「彼は試合に勝つのを助けてくれた。打線での彼の存在は重要で今日も2得点だった。彼が得点に絡まなければ、試合に勝つことはあまりないだろう」と大事なところで点に絡んでくれたとうなずいた。

 また、4安打で9得点と効率よく点を奪った打線には「チームとして安打が4本しか出ていないのに、得点が大量に入るのは通常、無理」とし「ただ、ベースランナー(足が使える走者)はたくさんいて、ミゲル・ロハスも良い走塁をした。守備も良かったし、投手陣も良かった。野球とはそういうもの。何が起こるか分からないんだ」と好走塁で3回に先制点を奪ったロハスを称え、野球の面白さに改めて感心していた様子だった。

 ロハスについては「彼は根性があり、闘志を持っている。彼は私が野球選手に期待するものを本当に満たしている。今夜、彼は我々に勝利をもたらした」と最大級の賛辞の言葉を並べ「フリードに対するツーストライクのアプローチ、ベースランニング、状況を作り出すために三塁に盗塁し、ワイルドピッチで投手より先に本塁にたどり着いて得点した。まさに模範的なプレーだった」と称賛。「それは彼がどれだけ野球を気にかけ、どれだけ野球を愛するかということ。9月以降は厳しい試合が続く。彼は野球をし、競争するのが好き。それが9月の厳しい試合を乗り越える力となる」とベテランの存在がチームにとって大きな支えとなっているとした。

 チームは3回に先頭・ロハスが四球で出塁すると、内野ゴロで二進後、三盗に成功。さらに暴投の間に生還し先制点を奪った。5回には無死二塁からロハスの右前適時打で加点。なおも1死一、三塁では大谷の遊ゴロで3点目を奪った。

 7回も1死から3者連続四球で満塁にすると、大谷のニゴロが野選を呼び4点目。大谷に打点が記録された。この回、フリーマンに22号3ランが飛び出すなど、一挙6点で試合を決定づけた。

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