日本ハム・新庄監督 「胴上げ見ないよ」大逆転V諦めん 就任3年目で初のシーズン勝ち越し

[ 2024年9月17日 23:08 ]

パ・リーグ   日本ハム3-2ソフトバンク ( 2024年9月17日    みずほペイペイD )

10勝目を挙げた山崎福(左)をねぎらう新庄監督(撮影・岡田 丈靖)
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 日本ハムはソフトバンクに競り勝ち、3試合ぶりの白星を挙げた。これで14試合を残して68勝53敗8分けとし、6年ぶりのシーズン勝ち越しが決定。新庄剛志監督(52)にとっては就任3年目で初の勝ち越しとなったが、「そういう問題じゃない。とにかく、クライマックス決まるまでは気を抜かずに」と勝って兜の緒を締めた。

 打線は1点を追う6回、1死一塁で万波が左中間への同点適時二塁打。なおも2死三塁で水野が中前適時打を放ち、勝ち越した。7回には1死一、二塁でレイエスが左中間への適時二塁打を放ち、リードを広げた。

 先発登板した山崎は初回、先頭打者の今宮に右翼線二塁打を許し、1死三塁で栗原の先制適時打を浴びた。それでも、得点圏に走者を背負いながら粘りの投球を続け、6回4安打1失点で今季10勝目を挙げた。

 今回の首位攻防戦で連敗するとソフトバンクのリーグ優勝が決まるだけに、目の前での胴上げは阻止したいところ。指揮官は「あと何パーセントある、優勝するのに?向こうが2敗…2勝14敗でチャンスあるじゃない。いや、あるよ。胴上げ見ないよ」とみじんも諦めてはいなかった。

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