楽天投手が号泣 劇的サヨナラでロッテに1差! 一時勝ち越し許した渡辺翔、一転勝ち投手で涙

[ 2024年9月17日 22:14 ]

パ・リーグ   楽天5ー4ロッテ ( 2024年9月17日    楽天モバイル )

<楽・ロ21>延長10回、藤岡に適時二塁打を打たれた渡辺翔(撮影・篠原岳夫)
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 楽天が4―4の延長10回、代打・伊藤裕のサヨナラ打で4連勝。3位・ロッテとの直接対決に勝ち、ゲーム差を1に縮めた。

 打線は0―0の3回1死一、二塁のチャンスで、小深田の右前適時打で先制に成功。さらに2死満塁で安田の右前適時打でこの回で3点をリードした。しかし直後4回に同点に追いつかれた。

 3―3で延長戦に突入した延長10回、マウンドに上がったのは6番手の渡辺翔。1死二塁のピンチを招くと、ロッテ・藤岡に左越え適時二塁打を浴びて勝ち越しを許した。

 しかし、これで終わらなかった。3-4の延長10回に渡辺佳の中犠飛で同点に追いつくと、2死一、二塁で代打・伊藤裕がサヨナラ打。劇的な4連勝を飾った。

 ナインはベンチを飛び出し、喜びを爆発。一転、勝ち投手となった渡辺翔は大粒の涙を流し、タオルで顔をぬぐっていた。

 試合後、今江監督は渡辺翔の涙について「打たれてしまったっていう悔しさと…こういう大事な試合というか、良い戦いをしてる中で彼も一生懸命投げていた」とし、「これが野球の良いところ。裕季也じゃなくても、全員がね。攻撃陣が渡辺を救った」と一丸の勝利を強調。「次は逆に野手を助けられるようなピッチングをしてくれることを期待します」と話した。

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