ソフトバンクが逆転負けで「M5」のまま 最短Vは20日、その条件は?

[ 2024年9月17日 21:27 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2―3日本ハム ( 2024年9月17日    みずほペイペイD )

<ソ・日>6回、水野に勝ち越し適時打を浴びるスチュワート(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクは17日の日本ハム戦(みずほペイペイドーム)に2―3と逆転負けを喫し、連勝は7で止まった。リーグ優勝マジックは5のままで、最短のリーグ優勝は20日となった。

 走者を出しながらも粘りの投球を続けてきた先発のスチュワートが1―0で迎えた6回に崩れた。1死一塁。万波に対し、3ボール1ストライクからの5球目の直球が真ん中高めに入り、左中間へ二塁打された。本塁はクロスプレーとなったがセーフとなり、送球間に万波は三塁へ。続くマルティネスは空振り三振に仕留めたが、水野の2ボールからの3球目を中前に運ばれ、勝ち越しを許した。7回にも2番手の岩井が失点した。

 打線は初回、栗原の右前適時打で幸先良く先制したが、山崎の緩急の前に2回以降は沈黙した。7回に2番手の杉浦に対して無死一、二塁としたが後続が凡退。2点を追う8回は3番手の宮西を攻め、1死一、三塁から栗原の右犠飛で1点を返した。しかし、反撃はそこまでだった。

 18日の同戦に勝てばマジックは2つ減って3となるが、19日にはソフトバンク、日本ハムともに試合がない。20日にソフトバンクがオリックスに勝ち、日本ハムが楽天に敗れれば一気にマジックは3減り、4年ぶりのリーグ優勝が決まる。

 これはソフトバンク3、日本ハム8という、両チームの引き分け数の差によるものだ。13試合を残すソフトバンクが18日の日本ハム戦、20日のオリックス戦に連勝した場合、その後11試合に全敗したとしても最終勝率は・5928(83勝57敗3分け)。一方、日本ハムの残り試合は14。仮に18日ソフトバンク戦、20日楽天戦に連敗した後で残る12試合に全勝したとしても勝率は・5925(80勝55敗8分け)となり、ソフトバンクを上回れない計算となる。

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