左手骨折のベッツ 13日ブルワーズ戦で先発復帰 右翼でプレー予定 故障者続出のチームに朗報

[ 2024年8月10日 08:24 ]

右翼で守備練習を行うドジャース・ベッツ(撮影・西尾 大助)
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 ドジャースの大谷翔平投手(30)が9日(日本時間10日)、本拠でのパイレーツ戦に「1番・DH」でスタメン出場することが発表された。3試合ぶりとなる35号本塁打への期待がかかる。

 ド軍はこの日から今季最長タイの13連戦。パイレーツ3連戦からスタートし、その後は敵地でブルワーズ4連戦、カージナルス3連戦。最後は本拠地に戻ってマリナーズと3連戦を戦う。

 この日のパイレーツ戦前にデーブ・ロバーツ監督が取材対応。左手骨折で離脱していたベッツが12日(同13日)のブルワーズ戦で先発復帰することを明言。ポジションは離脱前に守っていた遊撃ではなく、右翼としてプレーすることも明かした。昨季は右翼手として107試合、二塁手として70試合、遊撃手として16試合プレーしているが、今季は外野での出場機会はない。ベッツはこの日の試合前にマイナー投手相手にしたライブBPを行い、右翼での守備練習も行った。

 優勝争いでは、ナ・リーグ西地区地区2位のパドレスが5連勝。首位のド軍に2・5ゲーム差に迫ってきている。ベッツが復帰すれば骨折した6月17日のロイヤルズ戦以来。故障者続出のチームにとっては明るい材料だ。

 デーブ・ロバーツ監督は今月6日の取材対応で、ベッツ復帰後の打順について「ベッツが戻れば2番を打つ。本人にはすでに話した。ムーキーは偉大な打者だが、翔平には1球目から試合を変えられる能力がある」とベッツ復帰後も大谷の1番を継続することを明言した。

 また「(ベッツ離脱前は2番と3番を打っていた)翔平とフレディと左打者を続けるのではなく、左、右、左と並べることもできる」と1~3番をジグザグ打線とするプランを明かしている。

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