【甲子園】中京大中京が初戦突破 夏100試合目は逆転勝ちで宮崎商下し15年ぶり全国Vへ好発進

[ 2024年8月10日 10:20 ]

第106回全国高校野球選手権大会第4日・1回戦   中京大中京4-3宮崎商 ( 2024年8月10日    甲子園 )

<中京大中京・宮崎商>7回、中京大中京・仲の適時打で生還する山田(左から2人目)(撮影・大城 有生希)
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 夏の甲子園で史上最多7度の優勝を誇る中京大中京(愛知)が宮崎商を下し、初戦を突破した。

 4回1死二塁から二塁走者・杉浦正悦(3年)が三盗。相手捕手の送球が逸れる間に一気に本塁を陥れ、先制。さらに、2死二、三塁から9番・松山侑樹(3年)の投手強襲の適時内野安打で2点目を奪った。

 ただ、6回に2点を返され、同点とされると7回には相手4番・上山に左前適時打を浴び、2-3と勝ち越された。

 それでも直後の7回裏、2死一、三塁から4番・杉浦の左前適時打ですぐさま同点に追いつくと、なおも2死一、二塁で5番・仲健太郎(3年)も左前適時打を放ち、試合をひっくり返した。

 投げては先発・中井遥次郎(3年)が6回途中2失点と力投。後を継いだ田中太久哉(2年)も7回に勝ち越し打を許したものの最少失点でしのぎ、試合をつくった。

 中京大中京の全国制覇は堂林翔太(広島)を擁した2009年が最後。甲子園100周年の節目となった今大会。中京大中京もこの日の試合が甲子園で夏100試合目だった。伝統校がメモリアルイヤーに15年ぶりの頂点を目指す。

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