巨人・阿部監督 投打とも「見たまんま」 泉口には名指しで苦言「あれだったら今の俺でもできるよ」

[ 2024年8月6日 21:11 ]

セ・リーグ   巨人0―5広島 ( 2024年8月6日    東京D )

<巨・広>4回、ベンチの阿部監督(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の阿部慎之助監督(45)は広島との首位攻防3連戦初戦で完敗を喫し、さすがにおかんむりだった。

 今季ワーストの5失点で6回降板となった先発右腕・山崎伊については「見たまんまですよね」と言葉少な。

 相手先発右腕・アドゥワに対してわずか3安打でプロ8年目にして初完封を許し、球団ワーストを更新する16度目の零敗を喫した打線についても「見たまんまだよね。150キロ出なくてもああやって抑えるんだというお手本のピッチングをされましたね」とした。

 そして、「きょう一個だけ苦言を呈したいのは」と自ら切り出すと「泉口の全部見逃して帰ってきたやつだね」と0―1で迎えた3回、無死一塁の場面で見逃し、見逃し、ボール、見逃しで三振を喫したドラフト4位新人・泉口の打席について触れた。

 「もうちょいカープのバッターを見習ってほしいなと。あんだけ選球眼がいいように見せて!2割1分だからね。そこはもうちょい自分で考えてやらないといけないんじゃないかなと思いますね。そういう時も大事だけど。積極的にいくというのが大事な時もあるから。あれだったら今の俺でもできるよ。打席いって振らないんだったら。それぐらい。完敗だよ」と語気を強めた。

 初戦を落として首位・広島とのゲーム差は2に開いた。残り2戦を連勝しても今カードでの首位奪回はなくなった。あす7日の第2戦はリーグ最多タイの10勝を挙げている左腕・床田。「みんな、ここで俺が文句言ったところで、明日打てるわけではないし、明日みんな切り替えて、頑張ってもらいます」と最後まで厳しい口調だった。

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