一度もバット振らず三振に阿部監督が名指しで苦言 巨人・泉口は神妙「同じ失敗をしないように」

[ 2024年8月6日 22:41 ]

セ・リーグ   巨人0―5広島 ( 2024年8月6日    東京D )

巨人・泉口
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 巨人のドラフト4位ルーキー、泉口友汰内野手(25=NTT西日本)が0―5で敗れた6日の広島戦(東京D)後に阿部慎之助監督(45)から名指しで苦言を呈され、深く反省した。

 「8番・遊撃」で先発出場した泉口は0―1で迎えた3回、無死一塁で入った第1打席で相手先発右腕・アドゥワから見逃し、見逃し、ボール、見逃しとバットを一度も振らずに三振。

 試合後、阿部監督は「きょう一個だけ苦言を呈したいのは」と自ら切り出すと「泉口の全部見逃して帰ってきたやつだね」と泉口の第1打席について触れた。

 そして、「もうちょいカープのバッターを見習ってほしいなと。あんだけ選球眼がいいように見せて!2割1分だからね。そこはもうちょい自分で考えてやらないといけないんじゃないかなと思いますね。そういう時も大事だけど。積極的にいくというのが大事な時もあるから。あれだったら今の俺でもできるよ。打席いって振らないんだったら。それぐらい。完敗だよ」と語気を強めた。

 チームは結局、わずか3安打に封じられ、アドゥワにプロ8年目での初完封勝利を献上。今季16度目の零敗となり、不名誉な球団ワースト新記録となった。

 5回の第2打席では見逃し、空振り、空振りで3球三振に倒れ、7回には代打・モンテスが出されて途中交代となった泉口。試合後には、第1打席について「積極的にスイングをかけないといけなかった。同じ失敗をしないように。チームの勝利に貢献できるように頑張りたいです」と神妙な表情だった。

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