オリックス・大里が母の前で貴重なプロ1号 「何か凄い持っているのかなと。母親がね、僕じゃなく」

[ 2024年8月6日 22:10 ]

パ・リーグ   オリックス6―2西武 ( 2024年8月6日    京セラD )

<オ・西>プロ初本塁打の記念球を手に笑顔を見せる大里(撮影・後藤 正志)
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 オリックスが3年目の大里昂生内野手(25)のプロ1号などで快勝した。4―2の7回先頭で貴重な追加点となる右越えソロ。岩手県から観戦に訪れていた母親の前での記念弾となった。

 「まだ実感が湧かない。(母親が)観に来た日にめっちゃ打てるんですよ。何かあるんですかね。去年も2軍のほっともっとで、観に来た日にヒーローインタビューやったんで。何か凄いモノを持っているのかなと。母親がね、僕じゃなく」

 岩手県滝沢市出身で、盛岡大付、東北福祉大を経て21年育成ドラフト3位で入団。昨年4月に支配下選手登録を勝ち取り、今年7月6日の日本ハム戦でプロ初安打を記録したばかりの新星だ。

 7試合連続で1番でスタメン出場し、3安打猛打賞。中嶋監督も「出なきゃいけないという選手に、もう少しでなれるのかなと思いますけどね」と高評価だ。伝え聞いた本人は「いやいや。まだまだもっともっと頑張らないといけない立場なので」と表情を引き締め直した。

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