【甲子園】興南―大阪桐蔭の名門名将対決 興南・我喜屋監督「必ず隙はありますから。甲子園こそ暴れ回れ」

[ 2024年8月4日 16:01 ]

第106回全国高校野球選手権大会 組み合わせ抽選会 ( 2024年8月4日    フェスティバルホール )

対戦が決まった大阪桐蔭の徳丸快晴副主将(左)と興南の石川駿介主将
Photo By 代表撮影

 組み合わせ抽選会が行われ、大会2日目の第1試合に興南(沖縄)と大阪桐蔭(大阪)の名門名将対決が実現した。

 ともに全国制覇した経験があり、興南の我喜屋優監督は春夏通算15勝で大阪桐蔭の西谷浩一監督が春夏通算69勝のマッチアップ。報道陣に囲まれた74歳の我喜屋監督の口調は熱かった。

 「もちろん力強いチームではあるけれど、必ず隙はどこかにありますから」

 ロースコアになれば勝機があると分析。今大会の優勝候補にも挙げられているが、「選手が小さくならないようにそれ以上に伸びる、暴れるところだと。甲子園こそ暴れ回って自分たちの野球をやってもらいたい」と期待を寄せる。

 決勝で自己最速の149キロをマークした左腕の田崎颯士(3年)が中心。指揮官は「田崎が元気な内に、一番強いチームから順序良く当たっていけば」と楽しみにしていた。

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