【甲子園】大社は狙い通りの強豪・報徳学園戦 御利益の砂を補充して臨む

[ 2024年8月4日 18:39 ]

対戦が決まった大社の石原勇・ 主将(左)と報徳学園の福留希空主将 (代表撮影)
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 大社(島根)の石原勇翔(はやと)主将(3年)は大会第5日第3試合の報徳学園(兵庫)戦を引き当てた。春の選抜大会準優勝校との初戦になるが「強いチームとやりたかった。現状では全然足りていないので、5日目までにレベルアップして臨みたい」と力強く話した。抽選前は石飛文太監督(52)に「大阪桐蔭でいいですか」と話していたほどの強心臓主将。大社ナインの現在地を知るために強豪との対戦を望んでいた。

 石飛監督は「今、この瞬間は『ノーヒットノーランされる』『0―9』と思われているでしょう。でも、ウチのチームには気合と根性がある。えっ、バットに当たった。あれっ、盗塁が成功した…。こんな『えっ、あれっ』が続いたら、もしかしたら…になる」と手ぐすねを引く。島根大会で準決勝・開星、決勝では石見智翠館と強豪私学を下してきた自負がある。

 加えて、出雲大社から御利益満点の「稲佐の砂」を補充した。神懸かりの要素も加えて「勝ってお礼参りに行きたい」と指揮官、主将は声を揃えた。

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