DeNA 単独首位呼んだ新助っ人ジャクソン「とてもエキサイティング」バウアーに続き来日初登板1勝

[ 2024年4月2日 21:36 ]

セ・リーグ   DeNA5―3阪神 ( 2024年4月2日    京セラD )

<神・D>山崎(右)からウイニングボールを受け取るジャクソン(撮影・平嶋 理子)
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 DeNAが阪神に勝利し開幕4試合目で単独首位に立った。来日初登板初先発の新外国人右腕アンドレ・ジャクソン投手(27)が6回87球を投げ4安打5奪三振3四球1失点、最速158キロの快投で初勝利。打線も昨季初回に点を取られたことがなかった村上からいきなり4点を奪うなど12安打で新助っ人を援護した。

 150キロ台のキレのある直球にナックルカーブや鋭いスライダーを織り交ぜ、昨季セ界王者の阪神打線をねじ伏せたジャクソン。敵地でのヒーローインタビューに登場し、球場を見渡しながら「とてもエキサイティングでした。初の日本での試合でいい試合にできて良かったと思います」と笑顔で試合を振り返った。

 最後を締めた山崎からウイニングボールを手渡され、「ここにあります!」と手に持ちニッコリ。「阪神打線はとても強い打線なので、勝利できてうれしいです。自信になりました」と語り、最後は「最高ベイスターズ!アリガトウゴザイマス」と日本語であいさつした。

 バウアーが去った中で、ジャクソンが救世主としての力を存分に発揮した初登板だった。

 試合は、4点の援護をもらった初回。いきなり先頭の近本に三塁打を許し、2番・中野に2球目のチェンジアップを中前にはじき返され1点を失ったが、慌てなかった。3番・森下への3球目に158キロの直球を投げ込むなど、この回を最少失点に抑えると、2回と4回を3者凡退に斬るなど4回を投げ終え1失点と好投。最終的に6回87球を投げ1失点と試合をつくり、2番手の伊勢にマウンドを託した。

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