今秋ドラフト上位候補の大商大・渡部聖弥が練習始め 「一番高い評価をいただいて、プロに行ければ」

[ 2024年1月6日 16:50 ]

 今秋ドラフト上位候補に挙がる大商大・渡部聖弥外野手(3年)
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 関西六大学野球連盟の大商大は6日、奈良県香芝市の同校関屋グラウンドで練習始めを迎えた。今秋ドラフト上位候補に挙がる渡部聖弥(3年)は新年の決意を口にした。

 「チームとしては日本一。個人では一番高い評価をいただいて、結果的にドラフト1位で(プロに)行ければ」

 走攻守の三拍子が揃う強打の外野手。現在は通算89安打と7本塁打で、連盟記録の119安打と12本塁打も視野に入る。「一つ一つの積み重ねだが、記録を目指せることを幸せに思う。狙える位置にいるので超したい」と意欲的だ。

 昨年末は広陵(広島)の同期で今秋ドラフトの目玉である明大・宗山塁(3年)と母校へ出向いて練習。当時と同じように寮で食事し、2、3年時のルームメートと同じ部屋に1泊して原点に帰った。

 「宗山がライバルという感じはない。東京と大阪で互いに遠い場所にいるが、彼の活躍を見ると自分も頑張らなくてはと思う」

 年末年始は地元の広島県府中市に帰って英気を養った。初詣には「いっきゅうさん」として親しまれる福山市の備後一宮吉備津神社を参拝し、引いたおみくじは大吉。最高の運勢を現実のものにするため、刺激を受ける存在も励みに努力を続けていく。

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