パドレス入団の韓国人右腕コ・ウソク　契約は交渉締め切り7分前　米国ではダルと「一緒に写真を撮った」

韓国代表のコ・ウソク
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　ポスティングシステムを使い、韓国プロ野球・LGツインズから2年総額450万ドル（約6億4000万円）でパドレスに移籍した高佑錫（コ・ウソク）投手（25）について、契約は交渉期限7分前に結んだことを6日、韓国メディアが報じた。

　韓国・聯合ニュースはパドレスの本拠地・サンディエゴから韓国に戻ったコ・ウソクが報道陣の取材に応じた際のコメントを紹介。契約は韓国時間4日午前7時が締め切りだったが、「7分前に契約が成立した。喜びよりは安堵が先だった」という。

　コ・ウソクは韓国通算354試合で19勝26敗、139セーブ、防御率3・18、401奪三振をマークしているが、パドレスでは楽天から移籍した松井裕樹や元阪神・スアレスらと守護神争いをすることになるため「スプリングキャンプで競争を勝ち抜かなければ」と意欲を見せた。

　聯合ニュースのユ・ジホ記者は自身のX（旧ツイッター）でコ・ウソクの詳細コメントを紹介。本拠地・ペトコパークを訪れた際、ダルビッシュ有がいたことから「一緒に写真を撮った」という。

　また、義兄で、元中日・李鍾範氏の息子である李政厚（イ・ジョンフ）は6年総額1億1300万ドル（約188億5000万円）でジャイアンツに入団。義兄弟でMLB選手となった。家族の反応を問われたコ・ウソクは「韓国を出る飛行機に乗る直前に彼らから電話がありました。両親も喜んでいました」と語った。