阪神ドラ5・石黒 西勇お手本シュート習得 新たな引き出し発掘へ「投げ方聞いてみたい」

[ 2024年1月6日 05:15 ]

JR西日本のグラウンドで自主トレを公開し、横断幕の前でポーズを決める石黒(撮影・後藤 大輝)
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 阪神ドラフト5位・石黒佑弥投手(22=JR西日本)が5日に広島市の同社グラウンドで自主トレを公開した。

 1軍切符をつかむため新たにシュート習得を掲げた。4年間を過ごしたJR西日本のグラウンドでランニングやキャッチボールなど本格始動。「あまり引き出しがないので、新たな引き出しを見つけたい。好奇心が湧いている。(投げ方を)聞いてみたい」と球界屈指の使い手でもある西勇からの助言を熱望した。

 古くは大洋(現DeNA)で活躍した平松政次や川崎憲次郎(ヤクルト、中日)が駆使し、右打者に踏み込ませない有効な球種。近年はツーシームに分類される傾向もあり、「シュート」として投げる投手は少なくなった。

 通算118勝の西勇は昨季も全投球の約25%がシュート。最高の指南役が猛虎にいるのは願ってもない巡り合わせだ。最速152キロの直球に加え、鋭く曲がるカットボールが武器。逆側に切れる新球種で新路線を開けば、1軍定着への加速は間違いない。

 2日は地元の愛知県から岐阜県の千代保稲荷神社に2年連続で初詣。おみくじで吉を引き、「長いプロ野球人生を歩めるように見ていてください」と願いを込めた。同じ高卒から社会人を経て阪神、オリックスでプロ18年間を全うした能見篤史氏(本紙評論家)のような息の長い活躍を思い描いた。

 広島市安佐南区の下祇園駅での駅員業務を昨年12月12日に終え、利用者から熱烈な激励を受けた。「意外と広島でも阪神ファンはいる。アピールして、早く1軍に合流したい」。JRから阪神へ“乗り換え”て新たな出発を期した。(石崎 祥平)

 ◇石黒 佑弥(いしぐろ・ゆうや)2001年(平13)6月20日生まれ、愛知県江南市出身の22歳。藤里小1年から藤里スポーツ少年団で野球を始め、宮田中では投手兼捕手。星城では1年から登板し、3年夏の愛知県大会2回戦で石川昂(現中日)擁する東邦に勝利。甲子園経験はなし。JR西日本では3年目の22年から主戦。1メートル80、85キロ。右投げ右打ち。好きな電車は新幹線のN700系。

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