オリックス・平野佳は前進をやめない 次の目標は「鉄人」岩瀬の1002試合登板「こだわっていきたい」

[ 2023年12月11日 05:45 ]

現状維持で更改したオリックス・平野佳は4連覇への意欲を語る(撮影・井垣 忠夫)
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 オリックス・平野佳寿投手(39)が10日、大阪・舞洲の球団施設で交渉し、2年契約最終年の来季へ現状維持の年俸2億2000万円で契約を更改した。

 5月に史上初の日米通算200ホールド(H)&200セーブ(S)、10月に4人目の日米通算250Sを達成。次の目標には岩瀬仁紀(中日)の持つプロ野球最多1002試合登板を掲げた。

 「一番投げられている岩瀬さんに少しでも近づけたらうれしい。そこを目標に(登板)試合数にこだわっていきたい」

 来年3月8日に40歳で日米通算835試合に登板。残り167試合には年間40試合登板なら約4年かかる。今季も42試合でリーグ3位の29S、防御率1・13と衰え知らずの鉄腕なら不可能な数字ではない。リーグ4連覇、日本一奪回も大きなモチベーションだ。「スゴく厳しい戦いになると思う。今年以上にみんなが頑張らないと勝てない。みんなで切磋琢磨(せっさたくま)して、日本一を奪取できるようにしたい」と決意を込めた。
 (中澤 智晴)

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