巨人・阿部監督の“初陣”彩る春季キャンプ球場に全面LEDスコアボード！室内練習場の照明も改修

改修が行われている沖縄セルラースタジアムの電光掲示板

　巨人が春季キャンプを行う沖縄セルラーのスコアボードが全面改修されることが9日、分かった。来季のオープン戦初戦を同球場で迎える可能性もあり、阿部新監督の初陣で「新バックスクリーン」がお披露目される可能性がある。

　これまで同球場のスコアボードは、名前とスコア表示がメインで、映像を映し出すビジョンはごく小型のものだった。だが、今回の改修では全面にLEDパネルを設置して「フルビジョン化」し、大画面で映像を流す新たな演出が可能になるという。関係者は「春季キャンプに間に合うことを前提に工事を進めている」と説明。来春、2月16日からの沖縄キャンプスタートを見越し、11月に着工した。巨人が同球場の使用を始めた11年以降初めての改修工事で、完成すれば一層、ファンが楽しむことができる臨場感のある演出などが可能になる。

　併設する室内練習場の照明も、すでに水銀灯からLED照明に改修された。今オフは阿部新監督が誕生。新指揮官は「“アレ”ではなく“アベ”でいきたい」と4年ぶりのV奪還を宣言した。若き指揮官の下と、新たなスタートを切る春季キャンプ。阿部巨人が沖縄で「アベノビジョン」の“全面”バックアップを受ける。