巨人・門脇誠「ここまで変わるんだなって思った1年」 “激変”した打撃の裏にあった指導に感謝

[ 2023年12月10日 18:28 ]

来季から背負う5番を手に笑顔の門脇(撮影・沢田 明徳)
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 巨人の門脇誠内野手(22)が9日に生放送されたニッポン放送「ショウアップナイタースペシャル ラジオペナントレース」(土曜後5・50)の収録部分に出演。プロ1年目を支えてくれた巨人首脳陣に感謝した。

 創価大から2022年ドラフト4位で巨人入りした門脇は年間を通じて1軍メンバー入りし、終盤には遊撃のポジションをつかむなど攻守で活躍。新人ながら侍ジャパンに初選出された11月の「アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」では韓国との決勝戦でサヨナラ打を放って大会MVPを獲得するなど、ここでも大活躍した。

 同番組では侍ジャパン関係者に同局の煙山光紀アナウンサー(61)がインタビューしたものを放送してきており、今回から門脇が登場した。

 そのなかで、「想像もできないような終わり方でした」と激動の2023年シーズン終了を振り返った門脇。前半戦は打撃に苦しんだため「非常に苦しい時期が多かった」としたが、「後半戦入ってから自分のやりたいようにできるようになってきたので、そこは非常に“ここまで変わるんだな”って思った1年でした」とした。

 すでに球界トップクラスとの呼び声高い守備に加えて、後半戦からは打撃でも勝負強いところを見せた門脇。打撃向上について聞かれると、前半戦の終盤に当時ヘッド兼バッテリーコーチだった阿部慎之助新監督(44)と亀井善行打撃コーチ(41、来季は外野守備兼走塁コーチ)と話すなかで「バッティングのスタイルを変えようか」と指導を受けたのがきっかけだったと明かした。

 具体的には「引っ張りにいってたのをセンターから逆方向に変えようというところです」という門脇。「8月入って少し出れない期間もありましたけど、それでも1打席で結果残したりとか、そういうのをできるようになってきたので、そこから非常に自信にもなりましたね」と語った。

 シーズン途中までは二塁、三塁、遊撃とあちこちの守備に就いたが「ポジションは大学時代、高校時代、全て守ったことあったので、そこまで不安はなかったですけど、セカンドだけ唯一角度が違うので。ランナーの位置が見えないであったりとか、逆な動きになるっていうところは少し練習はしましたね」とし、126試合に出場して打率.263、11盗塁、14犠打などといったプロ1年目の数字については「前半戦が(打率)1割7分とか8分とかだったと思うんですけど、ここまで上げれるとは思わなかったので。前半戦なんとか貢献したいっていう思いがしっかり後半戦で形になってきたので。そこは良かったかなと思います」と話していた。

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