巨人・山崎伊織が7・11“わ~お事件”について語る「さすがに頭になかった」降板劇 大城卓も同感

[ 2023年12月10日 21:21 ]

7月11日の広島戦に勝利し、お立ち台に立った山崎伊
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 巨人の山崎伊織投手(25)と大城卓三捕手(30)が9日に放送されたBS日テレ「月刊プロ野球!さまぁ~ずスタジアム 2023年総まくり!巨人の選手と焼き肉パーティーSP」(通常は第2土曜後10・00、この日は2時間SPのため後7・00)にゲスト出演。巨人ファンをざわつかせた“わ~お事件”についても語った。

 この日は2人がゲストに招かれ、番組MCを務めるお笑いコンビ「さまぁ~ず」の三村マサカズ(56)と大竹一樹(56)、レギュラーメンバーでタレントの宮崎瑠依(40)、さらに元巨人捕手でヘッドコーチも務めた村田真一さん(59)もゲストとして加わって東京・新橋の焼き肉店でおいしい肉とビールに舌鼓を打ちながら巨人の2023年を振り返った。

 そのなかで、「山崎投手にぜひともアレを聞いてみたい」として、7月11日に行われた広島戦(東京D)の“降板劇”について質問された。

 中田翔&秋広の“師弟アベック弾”も飛び出したこの試合。巨人の原辰徳監督(当時)は4―0で迎えた8回、山崎伊が2死一塁としたところでベンチを出てマウンドへ。指揮官のその姿に山崎伊の口は“わ~お”と動いたように見えたが、2番手左腕・高梨にあとを託した。結局、山崎伊は8回途中5安打無失点と好投して降板。自己新となるシーズン6勝目(2敗)をマークしたが、プロ初完投初完封はお預けとなった。

 この投手交代の場面について、山崎伊は「2アウト取ったんで。さすがに…全然交代は頭になかったんで。(2死目が)サードフライで。捕って“ヨシ!”って1回大城さんのほうを見て。監督が出てきてたんで。“わ~お”って、出てきたのか…と」と振り返り、降板理由は分からなかったのか聞かれると「そうですね」と正直に答えた。

 この時バッテリーを組んでいた大城卓は「自分も“わ~お”ですね」と回想。三村に「“原監督!きょうは投げさせましょう”なんて言えないもんな…」と言われると、大城卓は「いや…無理ですね」とひきつった表情を浮かべ、宮崎から「言えない言えない」とフォローされる場面もあった。

 それでも、山崎伊は「意外と代えていただいたほうが楽な時もあるじゃないですか」と冷静で、“わ~お”と口が動いた瞬間については「あんな時、撮られているって思わないじゃないですか」と照れ笑い。「いいと思う、人間味があって」(宮崎)「オレも好きだね。“えぇっ?代えるの?”みたいな、あの顔好きやねぇ。強気な感じが出てていいよ」(村田さん)と好意的に受け止められ、穏やかな表情を見せた。

 山崎伊自身は降板後、アイシングを巻いてもらっている時にトレーナーから「また抜かれてたよ」と言われて“わ~お”が全国展開してしまったことを知ったと告白。ここでも「来年はもっと抜かれると思うよ。山崎の表情面白いって」(村田さん)「見ているほうもそのほうが面白い」(三村)「寄り添えますよね、ファンとして」(宮崎)と好意的にエールを送られ、笑顔だった。

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