巨人・坂本勇人は初のサードでも名手!抜ければ同点という打球をスーパープレーで阻止、照れ笑い

[ 2023年9月7日 19:16 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2023年9月7日    神宮 )

<ヤ・巨>4回、サンタナの打球を処理する坂本(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 巨人の坂本勇人内野手(34)が7日に出場選手登録され、同日のヤクルト戦(神宮)で本職の遊撃ではなく「5番・三塁」に入って先発出場。初の守備機会でいきなり好プレーを披露し、チームをピンチから救った。

 坂本は体調不良による「特例2023」の対象選手として5日に出場選手登録を抹消され、5日と6日のヤクルト戦(神宮)を欠場したが、この日からチームに合流して3試合ぶりにスタメン復帰。プロ17年目、通算2081試合目で初となるスタメン三塁に入った。

 そして迎えた4回だった。岡本和の38号2ランで先制したその裏、3回まで完全投球を見せていた先発右腕・赤星が2死から山田、村上に連続二塁打を許して失点し、1―2となった。

 なおも2死二塁の場面で打席には5番・サンタナが入ったが、強打者の痛烈な三塁線への打球を逆シングルでスライディングキャッチすると、冷静に一塁へ送球。抜ければ同点となる当たりを好守で阻止した。

 3アウト目を取った坂本は思わず照れ笑いを浮かべたが、続く5回にはオスナの19号ソロで2―2の同点となったあとの無死一塁で松本直の三ゴロを処理して5―4―3の併殺も完成。3試合ぶりの復帰戦となった2回の第1打席ではチーム初安打となる中前打も放っており、攻守でハツラツとした動きを見せている。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年9月7日のニュース