オリオールズのラッチマンが球宴ホームランダービー出場を表明 捕手の初優勝を目指す

[ 2023年7月4日 06:19 ]

オリオールズのアドリー・ラッチマン捕手(AP)
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 オリオールズのアドリー・ラッチマン(25)が7月10日のオールスター・ホームランダービーに出場すると3日(日本時間4日)表明した。米国の複数のメディアが報じた。捕手の初優勝を目指す。

 ラッチマンは22年メジャーデビュー、昨季は13本塁打、今季は11本塁打で、特に打球が速いわけでもなく、バレル率が高いわけでもない。ただ188センチ、103・5キロの身体で、ホームランの54・5%がメジャー30球場のどこでもホームランになる(NO DOUBTER/文句なし)の大きな打球だ。

 オリオールズ球団はツイッターでラッチマンの本塁打のハイライトビデオを掲示、「ポップコーンの準備をしておいて」と言葉を添えている。

 オリオールズでは過去、91年にカル・リプケンJr、04年にミゲル・テハダがホームランダービーで栄冠に輝いている。

 ラッチマンはオールスターの開催地シアトルに近い、オレゴン州ポートランド出身で、大学もオレゴン州立大。19年のドラフト全体1位指名でプロ入りした。期待に応え、22年にメジャーデビュー、今回オールスターに初選出された。オレゴンの野球ファンにとってもビッグニュースだ。

 出場表明はマリナーズのフリオ・ロドリゲス、ブルージェイズのウラジミール・ゲレロ、ドジャースのムーキー・ベッツ、レイズのランディ・アロザレーナ、メッツのピート・アロンソについで6人目。枠は残り2つとなっている。

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