中日・立浪監督 反撃ムードに水差す岡林の“走塁放棄”を叱責「走っとったらセーフですからね」

[ 2023年5月24日 21:43 ]

セ・リーグ   中日2-6広島 ( 2023年5月24日    マツダ )

選手交代を告げにベンチを出る立浪監督 (撮影・奥 調)
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 中日の立浪監督が、岡林を叱責した。

 場面は5点差を追う3回1死、岡林の打席だった。広島・九里から放った打球が三塁線を切れた、と本人は判断したが、審判のジャッジを確認せずに一塁までの走塁をストップ。結果、フェアゾーンに入った打球を処理され、三塁ゴロとなった。

 試合後、同監督は問題のプレーに対して「自分で決めつけて判断した。現に(球は)帰ってきている。二度とああいうことがないようにやっていかないといけない。走っとったらセーフですからね」と叱責。軽はずみなプレーを断じた。

 18日の阪神戦では、石川昂が途中で走塁を緩めたことが原因で、ホームインを認められないミスもあった。経験の少ない若い選手主体のチームだけに走塁ミスも目立つ。このことに指揮官は「若い選手はそういうことを怠らないようにやらないと。本人らは反省しているでしょうから。ああいうことのないようにやっていかないといけない」と反省を促した。

 試合は九里を打ち崩せず、2-6で完敗の内容。ただ安打数は両軍ともに8本ずつと差がなかった。そのことを指摘されると、指揮官は「そうですね。初回以外はリリーフ陣が踏ん張ったのと、カープ打線が淡泊になったのと。早い回に1点でも2点でも取れれば、相手も嫌だった」と嘆き、反撃ムードに水を差した3回の岡林のミスは痛そうだった。

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