エンゼルス“激推し”のイケメン　オハピーが大谷2勝目を強力サポート　兜パフォも「楽しかった」

<エンゼルス・ナショナルズ>6回無死から貴重な追加点となる左越え4号ソロを放ったオハピー（AP）
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　エンゼルスが“激推し”する話題のイケメンが大谷の2勝目を強力サポートした。1点リードの6回無死。今季から大谷とバッテリーを組む先頭のオハピーが、右腕グレイのカットボールを左中間へ4号ソロ。兜（かぶと）をかぶる新パフォーマンスは2度目の体験で「無失点で終えたことがとても印象的だったし、楽しかった」と充実感をにじませた。

　昨年8月に外野手マーシュとのトレードで加入し、昨季メジャーデビューした23歳。昨季までの正捕手スタッシが股関節痛で戦列を離れたため、今季は球団史上最年少で開幕スタメンマスクを勝ち取った。日本のファンの間でそのイケメンぶりも話題で、ハリウッドスターのブラッド・ピットやレオナルド・ディカプリオに似ていると人気を集めている。

　大谷の登板日では2本塁打目で、チームとして“勝たなければいけない試合”での勝負強さも光る。この日の大谷について「彼は同じスライダーでも球速を変えたり変えなかったり調整していた。素晴らしかった」と目を丸くし、大谷も「素晴らしい。長打力もあるし。いいところで打つ雰囲気というか、そういう勝負強さもある」と手放しで称えた。

　ワンバウンドの変化球を何度も止めるなど高い守備力も光るオハピーは大谷とのバッテリーについて「最初は（他の投手と）かなり違いを感じたが、今は慣れてきた。彼の投球を受けることが快適になっている」。14年以来、9年ぶりのポストシーズン進出へ、新たな相棒が頼もしい。（柳原　直之）