ヤクルト・村上 熱愛報道シャットアウト弾 お立ち台でキッパリ「僕を信じてついてきてください」

[ 2023年4月12日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト6-3DeNA ( 2023年4月11日    神宮 )

<ヤ・D>初回、村上は先制2ランを放つ(撮影・沢田 明徳)
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 打撃のスケールと同様に、器がでかい。ヤクルト・村上はお立ち台で声を大にした。

 「いろんな情報がありますけど惑わされずに。最近家の周りに週刊誌の車がたくさん止まってるので生きづらいですけど、僕を信じてついてきてください」。そう笑って、女性週刊誌「女性自身」で報じられた女子プロゴルファー、原英莉花(24)との交際報道について言及した。

 試合前には取材に応じ、「事実と異なる部分がたくさんある」とし、「普通にアスリートとして応援していますし、仲のいい友達の一人です」と話していた。報道では昨年10月に都内のカラオケバーでデートをしたとあるが「(昨年)10月はご飯にも行って、カラオケも。2人で行ったと書いてありますけれど、2人ではなく友人を含めて」と説明した。

 そして一振りで雑音を封印した。初回2死二塁。浜口の内角高め直球を右中間へ運んだ。先制2ラン。開幕戦の第1打席以来9試合、37打席ぶりの2号だ。21年は1安打もできなかった「内角高めのストライクゾーン」を、昨年は打率・286で2本塁打と克服。さらに厳しい内角攻めが続く中で「欲を出さずに自分の打撃を貫ければ打てる」と肩が開くのを我慢。この日は「スワローズ・クルー・デー」として濃紺の特別ユニホームで通常と違う赤い背番号。ギリギリまで「55」が投手側を向いていた。

 高津監督に通算200勝を贈る決勝弾。指揮官は「縁と運と、凄く恵まれている。周りの人に感謝です」と言った。2軍監督時代に入団した村上は「1年目からずっと一緒。300勝、400勝、もっといけるように頑張っていきたい」と見据えた。(神田 佑)

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