DeNA、超大物バウアーが実戦形式のライブBPに登板!新球も試投!

[ 2023年4月12日 12:02 ]

ライブBPに登板したDeNA・バウアー
Photo By スポニチ

 3月14日に電撃的に獲得が発表され、同24日に入団記者会見を行った20年サイ・ヤング賞右腕の前ドジャース、トレバー・バウアー投手が12日、横須賀市内の2軍練習施設「DOCK」で来日後初の実戦形式「ライブBP」に登板した。

 梶原、大橋、益子相手に全43球。21球投じたあとに、約5分間のインターバルをもうけ、再度22球を投じた。最速は151キロで、新球種のスプリットチェンジ、カーブ、スライダー、カットボール、ツーシームと投じた。 10球目で益子を新球種のスプリットチェンジで空振り三振に。益子は「やばいっす。今年は空振り三振したことないのに…。インステップしてくるし、見た目以上に早く感じる」とうなり声を上げた。大橋を直球で見逃し三振に仕留めたあとには右腕は「ハッ、ハッ、ハッ」と高笑いした。

 捕手は育成選手の上甲が務めた。「挙手制だったので、自分が手を挙げて選ばれました。スプリットチェンジも今までにない軌道で、選手の空振りの仕方も今までにないものでした」と声を弾ませていた。

 打撃ゲージ裏には今永をはじめ、関係者約15人が集結。登板後には拍手が起こった。(大木 穂高)
 
 ◇トレバー・バウアー 1991年1月17日生まれ、米カリフォルニア州出身の32歳。カリフォルニア大ロサンゼルス校から11年ドラフト1巡目(全体3番目)でダイヤモンドバックス入り。12年オフにインディアンスに移籍し、15年から5年連続2桁勝利。レッズ時代の20年にサイ・ヤング賞受賞。21年にドジャースに移籍も、DV騒動などで、今年1月に契約解除。メジャー通算83勝69敗1セーブ、防御率3・79。1メートル85、93キロ。右投げ右打ち。

続きを表示

2023年4月12日のニュース