西武単独2位浮上ならず　隅田球団ワースト12連敗　外崎、中村が一発も空砲

パ・リーグ   西武3-5ロッテ （ 2023年4月12日    ベルーナD ）

＜西・ロ（2）＞西武先発の隅田（撮影・長久保　豊）
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　西武は12日、本拠地ベルーナDでロッテと対戦。勝てば連勝で単独2位に浮上するところだったが先発・隅田がピリッとせず、3-5で敗れた。

　隅田は回の先頭打者を出して走者をためる苦しい投球。5回2/3を投げて被安打は5だが、四球も4与えて自責点5。6回途中でマウンドを本田に譲った。

　昨年3月26日オリックス戦でプロ初登板初先発初勝利。最高のデビューを飾ったが、続く4月2日のロッテ戦から、年をまたいで12連敗。西武でシーズンをまたいだ11連敗は59、60年に田中喜八郎（西鉄）が記録したが、63年ぶりの最多連敗球団新記録となってしまった。

　打線は初回に外崎、6回には4番・中村が一発を放ったが、いずれもソロ。西野-ペルドモ-沢村-益田とつないだロッテ投手陣に要所で抑え込まれた。