西武・中村剛也　貫禄の今季1号　4番での一発は2年ぶり　「今年も！打てて良かったです」

パ・リーグ   西武3-5ロッテ （ 2023年4月12日    ベルーナD ）

＜西・ロ（2）＞6回1死から中村は左中間にソロ（撮影・長久保　豊）
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　西武・中村剛也（39）が12日のロッテ戦、6回に中越えの一発を放ち、今季1号。通算455号とした。4番での一発は21年10月17日の楽天戦以来、2年ぶりとなった。

　負傷の山川に代わって連日、4番に座り、11日には3安打。この日も先発・隅田が崩れて沈滞ムード漂う中、チームを勇気づける一発となった。

　中村は「打ったのは真っすぐです。今年も！打てて良かったです」と、”いつものコメント”に多少、アレンジを加えて喜んだ。

　これで20年連続となるアーチ。これは84～03年の伊東勤に並んで球団最長タイとなった。

　初回に外崎が一発を放った際には栗山がダグアウト内を盛り上げる声を出すなど、プロ22年目のシーズンを迎えた中村と栗山の”骨牙”コンビは、山川、源田を欠くチームにとって、なくてはならない存在となっている。この日はロッテの前に敗れたが、まだまだ、獅子をけん引していく。