DeNA牧が開幕10戦39打席目待望の今季1号逆転2ラン!しかも初打点 侍“同志”G岡本和お先に一発

[ 2023年4月12日 18:56 ]

セ・リーグ   DeNA-ヤクルト ( 2023年4月12日    神宮 )

<ヤ・D>3回、牧は逆転2ランを放つ(撮影・沢田 明徳)
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 DeNAの牧秀悟内野手(24)が12日、ヤクルト戦(神宮)に「4番・二塁」で先発出場。0―1の3回に開幕10試合目で待望の今季1号が飛び出した。

 1点を追う3回だった。相手先発は侍ジャパンでともに戦った高橋。2死一塁で迎えた第2打席、高橋が投じた6球目の外角高め直球を振り抜くと、打球は左中間スタンドに飛び込んだ。今季開幕から10試合39打席目にして飛び出した今季1号逆転2ラン。打点にこだわる男として、この一発で待望の今季初打点も叩き出した。笑顔でダイヤモンドを駆け抜けた牧は、待ちに待った今季初デスターシャ。4番の一発でベンチの盛り上がりも最高潮に達した。

 「フルカウントだったので、何とか後ろにつなぐ気持ちでいました。なかなか4番として打てていなかったので、いい形でチームに貢献することができよかったです。久しぶりの感触でした」。14年ぶりに世界一に輝いた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも2本塁打を放ち世界一奪取に貢献した3年目の大砲に笑顔が戻った。

 試合前まで全9試合に出場し36打数8安打、打率.222、打点0だった牧がついに今季1号を放ち、今季初打点もマークした。WBCでともに侍ジャパンを世界一に導いた巨人・岡本和も12日の試合前まで10試合38打数15安打、打率3位の.395ながら本塁打と打点が試合前まで「0」となっていたが、牧が“お先に”「0」の呪縛から解放された。第1打席は遊飛だった。

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