中日・大島 史上4人目の偉業へ 今年も朝から“全力疾走” 小田コーチ「今年もいい手本頼むよ」

[ 2023年2月3日 10:22 ]

中日・大島
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 中日の小田幸平2軍バッテリーコーチ(45)が3日、自身のインスタグラムを更新。通算2000安打へ、残り115本に迫っている大島洋平外野手(37)の活躍の秘けつを紹介した。

 「キャンプ3日目 今年も朝のランニングルーティン開始」と始めた小田コーチは「俺も朝早いけど洋平はいい選手なのがわかる」とうなった。同時に掲載した写真には、午前7時前には着替えも終えて、練習へ準備万端の大島の姿が。「毎年毎朝この時間からスタート」「因みに全体アップ9時30分開始」などとつづった。全体練習開始の2時間以上前から自らのウオーミングアップを開始。長年の習慣で、準備を大切にしてきたことがうかがえる。

 大島は節目の2000安打について、これまでに「普通にいけば、夏ぐらいにはいける数字。なるべく早く達成してすっきりしたい」と目標を語っている。11年連続100安打以上を達成している竜のヒットメーカーにとっては、もはや時間の問題か。大学、社会人を経た選手では古田敦也、宮本慎也、和田一浩と過去3人だけの偉業達成へ、大きな期待が掛かる。

 このオフは、新たにライトを使った「リアクショントレーニング」を導入。複数のライトの点滅に反応して素早く体を動かし、反射神経を高めるもので「立ち遅れや間に合わない時が多かった」と苦手にしたクイックモーション対策や得点圏打率の向上にも役立つ対策を講じた。視線の先には、2000安打にとどまらず、立浪監督が持つ2480安打の球団記録更新もある。そのためには専属トレーナーと「45歳までバリバリのレギュラーでやりたい」と未来図を描いており、鍛錬に励んでいる。

 昨年は3冠王のヤクルト・村上と最後まで首位打者を争い、打率・314で4厘差の2位まで迫っており、38歳シーズンでのタイトル奪取の可能性も十分だ。

 小田コーチは投稿の最後に「今年もいい手本頼むよ洋平」と期待の声を寄せていた。

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