阪神・井上「中堅狙い打撃」に手応え　岡田監督も「ええ感じ。当たったら大山より飛ぶんちゃうん」

フリー打撃を行う阪神・井上（撮影・大森　寛明）
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　右翼レギュラーの座を目指す阪神・井上は昨年12月の合同自主トレで、巨人・坂本と西武・山川から伝授された「中堅狙い」の打撃に手応えを口にした。中堅を意識した上で、左右に打球が振れるのは“OK”とする理論で「ボールがしっかりバットに乗っている。もっと中堅に強く打ち返せるように」。この日のフリー打撃では80スイングで13発を放ち、「センターにも何本か入った。ああいう打球を増やしたい」とさらなる進化を見据えた。

　井上の飛距離には、指揮官も目を見張る。「ええ感じで打ってるんちゃう。当たったら大山より飛ぶんちゃうん」。ただ、フリー打撃はあくまで参考。実戦の結果がすべてだ。シート打撃も行われる第2クールへ向け、井上は「何とか、1軍にしがみついてやっていく」と意気込んだ。