星野伸之さん 見事な話術で人気お笑いタレント4人がひたすら大爆笑「鉄板だなぁ…」

[ 2023年2月3日 18:50 ]

星野伸之氏
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 オリックスの元エースで、野球解説者の星野伸之さん(57)が2日深夜放送のテレビ東京「サンドナイツがプロ野球選手だけの居酒屋はじめました」(木曜深夜1・00)にゲスト出演。現役時代にバッテリーを組み、現在オリックスを率いる後輩、中嶋聡監督(53)との“伝説の珍プレー”について舞台裏を明かした。

 現役時代に超スローカーブを武器とし、MAX130キロと言われる直球との緩急で通算176勝を挙げた星野さん。そんな星野さんには1990年9月20日の日本ハム戦(東京D)でバッテリーを組んでいた中嶋にミットではなく素手で捕球され、周囲をざわつかせるという逸話が残っている。

 今でも語り草となっている伝説の珍プレー。改めてこのシーンについて聞かれた星野さんは「メチャクチャ覚えてます」としたうえで「ただメチャクチャ打たれてたんで。それどころじゃなかった。立ち上がりに4点ぐらい取られてたんで。それこそ自信あるカーブもあっちいったりこっちいったりしてたんで。中嶋も多分キレてたんでしょうね、本当にね」とまずは振り返った。

 そして、右打者の内角に投げるつもりだったカーブが外角へいき、それを捕手の中嶋がミットではなく素手で捕球したシーンの直後について「ベンチに帰ってきて、後ろで先輩たちがケラッケラ笑ってるわけですよ。僕はまだ次(のイニングも)投げなきゃいけないし。中嶋も慌てて謝りにくるんですよ。“すいません!手、痛いです!”って。…ウソつけ!」と話すと、聞き手であるお笑いコンビ「サンドウィッチマン」と「ナイツ」の4人は大爆笑。星野さんは「そこからいろいろ話がね。僕の球よりも中嶋の球(投手への返球)のが速いとか、どんどんね。まぁ、それ、本当なんですけど」とさらに笑わせ、「多分、歴史で(後にも先にも)ないんじゃないですかね」と投手の投球を捕手が素手でキャッチ…について真面目に?解説した。

 “素手捕球”されたカーブのスピードは92~93キロだったと記憶しているそうで「一応、(中嶋の)言い訳では“ミット動かしたんだけど、ちょっと届かなかったから手でいっちゃいました”って。で、あとでビデオ見たら全く動いてない。僕も悪いんですよ?インコースのカーブを投げれなかった僕も悪いんですけど…。ちょっとぐらい動かせよ!って…」となおも野球好きな売れっ子お笑いコンビ2組を笑わせ続けた。

 「鉄板だなぁ…」の声に「まぁ、鉄板ネタになっちゃいました」と星野さん。その顔は懐かしそうで、実に楽しそうだった。

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