巨人・高梨　YouTube更新増に意欲　地元で“らしさ全開”トークショー　

トークショーに出演した巨人・高梨
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　巨人の高梨雄平投手（30）が24日、地元・川越市の市制100周年イベントのトークショーに出演。川越での思い出話を披露し「地元でこういう機会はなかなかないのでありがたい」と笑顔を見せた。

　ホームでらしさ全開だった。小、中学生の野球少年による質問コーナーでは「お母さんの好きなところは？」や「来年の抱負は？」など逆質問。「ムチャぶりにもパッと答えることもプロ野球選手には必要」とアドバイスを送った。「人前で喋ることは大事なので、良い経験になるかなと思って」とニヤリ。自身も「人前で話すのに緊張もするけど、ヒーローインタビューは好き」といい「まだ満員の東京ドームでヒーローインタビューをしたことがないので、密かな目標。引退するまでに3回は上がりたい」と意気込んだ。

　左腕らしい目標も掲げる。今季は「動画の投稿が止まっていた」と、YouTubeチャンネル「たかなしきっちん」の運用を反省。「シーズンインしてもできるやり方をオフの間に見つけたい。シーズン中に止まると意味ないので、無理なく出せるようにしたい」と新たな動画スタイルを模索している。「理想は野球と全然関係ない畑の人とやってみたい。QuizKnockさんとコラボしたいです」と異業種とのコラボも熱望。「向こうにもちゃんと利がある感じを、野球でもYouTubeでもつくっていけたら」とビジョンを明かした。

　「クリスマスなので」とクリスマス仕様の帽子を持参。イベント後には、少年野球チームとの写真撮影やサインにも丁寧に応じ「良いクリスマスプレゼントになりましたと言われた。僕のサインボールがクリスマスプレゼントになるなんて」と感慨深げに話した。“高梨サンタ”は来季も明るい話題を贈り続ける。（小野寺　大）