23年の世界一はどこ？米国ブックメーカーは1062億円補強のメッツではなく、アストロズを最有力に

　米国スポーツギャンブルのオンラインサイト「BetOnline」が2023年は、どのチームがワールドシリーズに勝つかをテーマにオッズを発表。1番人気はアストロズの＋625で、賭け手はアストロズに100ドルを賭けた場合、勝てば625ドルを手にすることになる。2番人気はメッツで＋700だった。

　ヒューストンクロニクル紙のマット・ヤング記者は「メッツはこのオフ8億ドル（約1062億円）を超える契約を結び、ストーブリーグの主役になった。アストロズのエースだった、ジャスティン・バーランダーを年俸4330万ドルで獲得し、元アストロズのカルロス・コレア内野手に総額3億1500万ドルの契約を与えた。それでもブックメーカーを確信させるのに十分ではなかった」と報じている。

　アストロズは世界一メンバーからバーランダーなど3人を失ったが、一方でホセ・アブレイユ一塁手を3年総額5850万ドル（約77億7000万円）で補強した。ナ・リーグの覇者についてのオッズは、メッツはドジャースと同じ＋350、ブレーブスとパドレスが＋500。ア・リーグについてはアストロズが＋275で最有力。2番手がヤンキースの＋325で、3番手は大きく差が付き、ブルージェイズの＋750となっている。