ヤクルト・塩見泰隆は倍増も「あの後逸が悔しい」4100万円アップの8600万円で更改

[ 2022年12月8日 18:06 ]

契約更改を終え、ポーズをとるヤクルト・塩見泰隆(代表撮影)
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 ヤクルトの切り込み隊長・塩見泰隆外野手(29)が都内の球団事務所で4100万円増の年俸8600万円で契約更改。来季のWBC出場と日本一奪還に向け、気合いを入れた。

 「日本一を逃して悔しいシーズン。来年の(リーグ)3連覇と日本一奪還のため全体的にレベルアップしたい」

 130試合で打率・276、本塁打は自己最多16本とリーグ連覇に貢献したが、今年の1試合にはオリックスとの日本シリーズ第7戦のあのワンプレーを挙げた。

 2勝3敗1分けで臨んだ第7戦の5回2死満塁の守備で、左中間の打球に俊足を飛ばして追いつきながら捕球できず、大きな3点を失った。

 「たくさんの人がお前だから追いつけたと言ってくださるが、あの後逸のせいで負けた。悔しい。一から鍛え直して来季に挑みたい」と、成長の糧(かて)にするつもりだ。

 今年は11月の侍ジャパン強化試合にも招集され、「メチャメチャ緊張したが濃密な時間だった」と振り返る。「WBCのことは今考えられない」と言うが、容姿が似ていることで話題となったサッカーW杯日本代表DF・酒井宏樹に触れ、「サッカー好きなので応援していた。もし僕がWBCに出たら応援してくださるんじゃないかな」と頬を緩ませた。

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