メッツ・ホイヤーGM 千賀獲得への動き明言せずも「多くのチームが彼の話をしている」

[ 2022年12月8日 11:48 ]

ソフトバンク・千賀
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 カブスは6日(日本時間7日)、今季、ヤンキースの先発の一角として14勝をマークした右腕ジェームソン・タイヨン投手(31)と4年総額6800万ドル(約93億2000万円)で合意したと報道された。これで通算87勝右腕のカイル・ヘンドリックス、同67勝のマーカス・ストローマンといったベテランが軸になる先発投手陣は、層が厚くなる。

 先発陣の1枚を補強したが、今オフの投手陣補強は継続して行う。7日(同8日)、カブスのジェド・ホイヤーGMは本紙の取材に答え「私はまだ(先発の)マーケットに目をやっている。(予算に制限は)あるが、他の先発も追いかけている」と話した。

 名が挙がるのが、日本を代表する右腕だ。カブスはこれまで千賀滉大投手(29)の獲得を狙うチームの1つとして名前が挙げられてきた。同GMは千賀について、「すごいキャリアを積んできた投手で、多くのチームが彼の話をしている。それだけの力はある。それ以上、言えることはない」と明言を避けた。

 タイヨン獲得に大金を費やしたことで可能性は下がったかもしれないが、まだ千賀をめぐるカブスの動きからも目を離すべきではなさそうだ。(杉浦大輔通信員)

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2022年12月8日のニュース