DeNA・上茶谷に番長「ものまねされろ」指令「上茶谷というものをつくりなさい」

[ 2022年12月8日 05:00 ]

DeNA・上茶谷
Photo By スポニチ

 DeNAの三浦大輔監督が、4年目を終えた上茶谷大河投手に「ものまねされろ」指令を出した。「上茶谷はものまねばかりしている。人にものまねされるくらい、上茶谷というものをつくりなさい、と。見るたびにフォームが変わっているので」。

 18年ドラフト1位右腕に番長がエールの一言だ。上茶谷は形態模写が得意で、坂本(巨人)や山田(ヤクルト)の打撃フォームのまねは「十八番」。今季は広島戦で菊池の打撃フォームをまねて打席に入ったこともあった。

 投手のものまねも得意で、過去にはオフの「ファンフェスティバル」で披露するなど「能力」の高さを見せていた。だが本業のマウンドでは今季3勝6敗と不完全燃焼に終わった。

 期待をかけているからこそのエール。右腕は契約更改では来季の目標勝利数を「2桁」と掲げた。監督の言葉を受けて「もちろんそうなれるように頑張ります」と気を引き締めた上茶谷。「ものまね王」から「ものまねされる王」に。来季のマウンドに注目が集まる。
 

続きを表示

2022年12月8日のニュース