阪神・岩貞が残留を決断 「優勝のために腕振りたい」 権利行使せず複数年契約へ

[ 2022年11月9日 09:00 ]

阪神・岩貞

 今年8月に国内フリーエージェント(FA)権を取得した阪神の岩貞祐太投手(31)が9日、権利を行使せず残留することが分かった。本紙の取材に「来年も阪神でプレーすることを決めました。チームの優勝のために腕を振りたい」と決意を口にした。球団とは複数年契約を結ぶ見込み。シーズン終了後から熟考を重ね、申請期限日となるこの日の朝、決断を下した。今季は中継ぎとして自己最多の53試合に登板し、2勝1敗、11ホールド、防御率2・57をマーク。先発、中継ぎもこなせるマルチな左腕をDeNAなど複数球団が調査していた。V奪回を目指す岡田阪神にとっては若手の精神的支柱でもある左腕の残留はこれ以上ない朗報となった。

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2022年11月9日のニュース