侍ジャパン今永 ノーノー達成した思い出の地で圧巻投球 4回10奪三振、自責ゼロ MAX151キロ

[ 2022年11月9日 20:37 ]

侍ジャパンシリーズ2022   日本代表―豪州代表 ( 2022年11月9日    札幌D )

<侍・豪>力投する先発の今永(撮影・高橋茂夫)
Photo By スポニチ

 DeNAの今永昇太投手(29)が野球日本代表「侍ジャパン」の強化試合第3戦となったオーストラリア戦(札幌D)に先発登板。4回で10三振を奪い、3安打1失点(自責0)と好投して降板した。

 今年6月7日の日本ハム戦で自身初のノーヒットノーランを達成した思い出の地・札幌ドームで三振の山を築いた。初回、1番・ケネリーを全5球直球勝負で空振り三振に仕留めた後、2番・ホワイトフィールド、3番・グレンディニングに連打され、グレンディニングの右前打を処理した佐藤輝(阪神)が三塁へ悪送球する間に先制されたが、その後は来年3月のWBC1次ラウンドで対戦する相手に格の違いを見せつけた。

 2回は前の回の最終打者から4者連続三振に斬って取り、3回も先頭の9番・デールにカーブを遊撃内野安打とされた後はケネリー、ホワイトフィールド、グレンディニングを3者連続三振に。4回も2連続三振を含む3者凡退で相手を退けた。

 今永の投球内容は4回で打者15人に対して64球を投げ、3安打1失点(自責0)。毎回の10三振を奪い、四死球なし、直球のMAXは初回に出た151キロ。投じた64球中44球が直球だった。

 ▼今永 初回、連打の後に、自分がしっかりサードのバックアップに回れていなかったので、投球内容というより、そこのミスが印象に残っています。投球は、三振の数ほど内容は良くなかったですが、森さんが「ボール先行の中でもローボールよりもハイボールの方が良いと思う」というアドバイスをくれたので、2回以降は意識をして投げました。

続きを表示

この記事のフォト

2022年11月9日のニュース