阪神・岩貞がFA権行使せず残留「想像よりいい評価いただいた」新たに3年契約、背番号「14」に変更へ

[ 2022年11月9日 12:30 ]

阪神・岩貞

 今年8月に国内フリーエージェント(FA)権を取得した阪神の岩貞祐太投手(31)が9日、権利を行使せずに残留する意思を固め、新たに3年契約を結ぶことになった。

 「残留することに決めました。タイガースからは自分が想像するよりもいい評価をいただいた。阪神のユニホームを着て、優勝したい思いはずっとあった。この3年は全部優勝する気持ちでいます」

 FA交渉の席では球団から背番号17から14への変更も提示されたといい、「尊敬している能見さんの番号をいただいて、10年以上も憧れている方がつけている番号を言われた時にはものすごく響きました」と率直な思いを口にした。FA権の行使についてはシーズン終了後から熟考を重ね、申請期限日となるこの日の朝、決断を下した。

 今季は中継ぎとして自己最多の53試合に登板し、2勝1敗、11ホールド、防御率2・57をマーク。先発も中継ぎもマルチにこなせる存在だけに、V奪回を目指す岡田阪神にとっても朗報となった。

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2022年11月9日のニュース