ヤクルト高津監督 右太腿に死球直撃の村上は「相当痛がっていた」 あす以降の出場は「何とも言えない」

[ 2022年9月12日 22:25 ]

セ・リーグ   ヤクルト1ー7DeNA ( 2022年9月12日    横浜 )

<D・ヤ21>DeNAに敗れ引き揚げる高津監督(中央)(撮影・会津 智海)
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 首位ヤクルトは2位DeNAとの“直接対決”に1―7で敗れたため、優勝へのマジックは変わらず「11」。最短で優勝が決まるのは19日となった。

 史上最年少3冠王へ歴史的な快進撃を続ける4番・村上は、初回の第1打席は遊ゴロ。3回の第2打席は、3ボールから申告敬遠が告げられた。5回の第3打席は、内角低めのストレートを打つも左飛だった。

 迎えた8回1死の第4打席。2番手エスコバーが投じた155キロの強烈なツーシームが右太腿に直撃すると、村上は痛さに顔をゆがめた。球場は一瞬静まり返り、その後騒然。顔を覆うヤクルトファンも見られた。村上が痛みをこらえて出塁すると、ベンチのチームメイトたちも心配げな様子。攻撃を終えてベンチに戻る際には足を引きずるような姿も。8回裏からは「三塁」に奥村が交代で入り、村上はベンチに退いた。

 試合後、高津監督は「先に点を取れたけど、次の1点が取れなかった。今永はいい投手と理解した上で対策して打席に立ったが、直球のキレがよく捉えられなかった。さすがだと思う」とコメント。4回5失点で降板した先発・原については「(先発の)原樹理は行けるとこまでと思ったが、先発がビッグイニングを作られると追いかけるのが難しくなる」と話した。

 8回に死球を受けた主砲については、「村上は(8回の死球で)相当痛がっていたので替えた。まともに当たっている。(明日以降の出場は)何とも言えない」と説明した。

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