オリ 宮城踏ん張れず大敗…4位・楽天と1・5ゲーム差に V争いもCS争いも混沌

[ 2022年9月12日 21:05 ]

パ・リーグ   オリックス2―8楽天 ( 2022年9月12日    楽天生命 )

<楽・オ>5回、落球の判定に不服の中嶋監督がリクエストをするが判定は変わらず(撮影・篠原岳夫)
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 3位・オリックスは4位・楽天に大敗し、1・5ゲーム差に迫られた。

 首位・ソフトバンク、2位・西武とゲーム差0、4位・楽天とは2・5ゲーム差で迎えた一戦。ここまで10勝を挙げていた先発・宮城は、勝負所で踏ん張れずに6回5失点(自責2)で降板した。「緊張感のある試合が続きますが、それに負けないくらい一生懸命、頑張りたい」と気合を入れていたが、1―1の5回が分岐点だった。

 先頭ギッテンスからの連打と犠打などで1死二、三塁のピンチを招き、岡島を遊飛に打ち取ったかと思われたが、遊撃・紅林と左翼・中川圭が交錯。一度は捕球した紅林のグラブごと落球(記録は左翼の失策)となり、中嶋監督が必死の形相でリクエストを要求したが、判定は覆らなかった。その後2死満塁から、鈴木大地に右前2点打を浴び、流れを手放した。

 援護したい打線だったが、相手先発・則本を攻略できず。0―0の2回に頓宮が左中間席へプロ初の2桁10号ソロで先制したものの、1―1の5回2死一、三塁で、中川圭が空振り三振。7回2死一塁では、代打T―岡田が空振り三振に倒れ、好機を逸した。

 1―8の9回に吉田正が3番手・酒居から意地の16号ソロを放ったが、反撃もここまでだった。

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