日本ハム・近藤が通算1000試合出場 先制機演出もチームは零敗

[ 2022年9月12日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム0―3西武 ( 2022年9月11日    ベルーナD )

<西・日>5回終了時に1000試合出場のボードを渡される近藤(撮影・長久保 豊)
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 10日の西武戦で通算1000安打を達成した日本ハム・近藤が、11日の同戦で史上517人目の通算1000試合出場を達成。2日連続の大台到達に「いろんなケガをした中でもトレーナーが毎日試合に出られるように準備をしてくれた。それがなかったら1000試合も出られていない」と、日々の体調を整えてくれているトレーナー陣に感謝した。

 節目の試合の初回1死二塁から下手投げ右腕・与座のスライダーを巧みに流し打って左前打。さらに二盗も決めて2死二、三塁の先制機を演出したが、古川裕が左飛に倒れた。チームはこの試合4度得点圏に走者を進めたが、わずか5安打とつながりを欠いて今季18度目の零敗。「あとはチームがいい方向を向けるように、勝ちにつながるような打撃をしたい」と悔しがった。

 一時リーグトップだったチーム本塁打数は、現在は4位の87本。総得点は最下位の397と、攻撃力不足が大きな課題となっている。その中で打線の核として近藤への期待は大きい。(東尾 洋樹)

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2022年9月12日のニュース