巨人、今季最長5時間28分ドローも「1番坂本、2番ポランコ」新打線機能 原監督「いい方向に働いた」

[ 2022年9月1日 05:00 ]

セ・リーグ   巨人8-8ヤクルト ( 2022年8月31日    京セラD )

<巨・ヤ>2回、坂本が適時打を放つ(撮影・奥 調)
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 巨人は終盤の好機を生かせず、今季2度目の引き分け。原監督は「ベストを尽くして、こういう引き分けになったということ」と延長12回、今季両リーグ最長の5時間28分の死闘を振り返った。

 組み替えた打線は機能した。2回無死一塁から岡本和の25号2ランで同点に追いつくと、2死二、三塁から、20年9月18日のDeNA戦以来2年ぶりの1番に座った坂本が投手・高梨のグラブをはじく適時内野安打を放って勝ち越し。5回には来日初の2番起用となったポランコの右翼線二塁打を口火に3点。指揮官は「少し動いた部分、いい方向に働いたんじゃないんでしょうか」と話した。

 ベンチ入り投手を全員使い、球団史上3度目で最多タイの9人継投。しかし、2度のリードを守り切れず「勝ちパターンでいったけど、なかなかうまくいかなかった」と疲労感は隠せなかった。(小野寺 大)

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2022年9月1日のニュース