大谷翔平 日本人初の2年連続30号達成!剛腕コールから2戦ぶり逆転3ランで勝利に貢献

[ 2022年9月1日 13:21 ]

ア・リーグ   エンゼルス3―2ヤンキース ( 2022年8月31日    アナハイム )

<エンゼルス・ヤンキース>6回1死一、二塁から中越え逆転3ランを放った大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は8月31日(日本時間9月1日)、本拠地エンゼルスタジアムでのヤンキース戦に「3番・DH」でスタメン出場。6回の第3打席に、2試合ぶりの本塁打となる30号逆転3ランを放ち、日本選手初となる2年連続30本塁打を達成した。4試合連続安打もマークし、エ軍は3―2でヤ軍との今季最終戦に勝利した。

 6回1死一、二塁の第3打席でヤ軍先発のエース右腕コールの97・9マイル(約157・5キロ)の直球を完ぺきに捉える中越え30号3ラン。メジャー通算123本塁打目で最も速い球を捉えた一発となった。これまでは22年6月25日のマリナーズ戦で16号を記録した右腕ギルバートの96・8マイル(約155・8キロ)だった。飛距離は427フィート(約130メートル)、打球速度は107・3マイル(約173キロ)、打球角度24度。8月29日(同30日)のヤンキース戦の右中間への2ランに続く2試合ぶりの本塁打で、打った瞬間、本塁打を“確信”しゆっくりと一塁に向かった。昨季46本塁打しており、2年連続30本塁打は、日本人選手としては初の快挙となった。コールとの対戦成績はこの試合の前まで17打数3安打7三振、打率・177だった。

 初回1死一塁の第1打席はコールの初球のナックルカーブを叩いてフェンス手前まで飛ばす中飛、4回1死の第2打席はフルカウントからチェンジアップにタイミングを崩されて三飛。右腕ホームズと対戦した8回2死の第4打席は空振り三振だった。これで通算打撃成績は127試合で469打数126安打、打率・269、30本塁打、82打点、11盗塁となった。

 大谷は試合後、逆転3ランを「チャンスだったのでどんどんストライク来たら打とうと思っていた」と振り返り、ア・リーグMVP争いをするジャッジとの“直接対決”には「素晴らしいチーム。いいゲームだっと思います」と話した。そして、7回3安打2失点の先発左腕サンドバルについて「攻撃にいいリズムを与える投球だった。最近、素晴らしい活躍を見せている」と称えていた。

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