ブルージェイズ・菊池雄星 1カ月ぶり3勝目ならず　5回途中4失点降板

ア・リーグ   ブルージェイズーオリオールズ （ 2022年6月14日    トロント ）

菊池雄星（AP）
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　ブルージェイズの菊池雄星投手（30）が14日（日本時間15日）のオリオールズ戦に先発。4回0/3安打4失点で降板し、今季3勝目はならなかった。

　前回登板の9日（同10日）ロイヤルズ戦では4年目でメジャー最短となる2/3回を3失点で降板。4四球を与えるなど制球に苦しんだが、中4日のマウンドで一定の修正は施してきた。初回2死一、二塁の場面を招いたが、5番・ネビンを96マイル（約154キロ）直球で右飛に打ち取ってピンチを脱出。2回も安打こそ許したが、相手の二盗失敗もあり、結果的に3人で終えた。

　直球、変化球とも、慎重に低めに集める投球だったが、3回に相手打線に捕まった。無死一塁から1、2番打者を連続で空振り三振に仕留めながらも、3番・マウントキャッスルに低め直球を右翼席に運ばれ、先制2ランを被弾。4回にも1点を失った。さらに味方が同点とした直後の5回無死、ヘイズに勝ち越しソロを許し、交代を告げられた。

　菊池は5月17日（日本時間18日）マリナーズ戦で2勝目をマークしてから、5試合連続で勝ち星から見放されている。