慶大・萩尾　初球先頭打者弾にサヨナラ弾　人生初の快挙

東京六大学野球春季リーグ戦第4週第2日　2回戦   慶大3―2法大 （ 2022年5月1日    神宮 ）

＜慶大・法大＞9回、サヨナラ弾を放ち、チームメートに祝福されながらガッツポーズする慶大・萩尾（中央）（撮影・木村　揚輔）
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　慶大の萩尾匡也（4年＝文徳）が人生初の“快挙”でチームに勝利をもたらした。

　1回裏、先頭打者の萩尾が初球を左翼席へ先頭打者弾。（1回裏の先頭打者初球本塁打はリーグ8人目）。同点の9回1死から、再び初球を左翼へサヨナラの一発。「先頭打者のホームランもサヨナラも初めてです」という1試合2発で1勝1敗のタイに持ち込んだ。堀井哲也監督からは「広瀬と2人で10本塁打しろ」と指令を受けているそうで、これで広瀬3本、萩尾2本の計5本となった。

　「1番は意識してないけど、とにかくいい打球を打って相手にプレッシャーをかけたいと打席に立っています」と萩尾。負ければ3連覇に黄ランプが灯る可能性はあったが、萩尾の快挙でチームが生き返った。