ドジャースのカーショーが奪三振の球団新記録を樹立 サットンの記録を上回る

[ 2022年5月1日 14:25 ]

ドジャース新記録となる通算2693奪三振を記録したカーショー(AP)
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 ドジャース一筋に15シースン目を迎えているドジャースの左腕、クレイトン・カーショー(34)が4月30日、地元ロサンゼルスで行われたタイガース戦に先発。6回まで85球を投げて4安打、1失点に抑え、7つの三振を奪った。

 これでカーショーの通算奪三振は2700となり、ドン・サットン(最後の在籍年は1988年)が保持していたチーム記録(2696)を更新。2020年のドラフトで全体トップに指名されたタイガースのルーキー、スペンサー・トーケルソン(22)を4回、スライダーで三振に仕留めて“サットン超え”となる「2697」に到達すると、ドジャー・スタジアムに詰めかけていたファンは総立ちで拍手を送っていた。

 ただし試合は1―5で敗れてドジャースは13勝7敗。今季3勝0敗だったカーショーに勝ち負けはつかなかった。ドジャースはホームでは今季9戦で2敗目。ナ・リーグ西地区でジャイアンツ(14勝7敗)に抜かれて首位から2位に転落した。勝ったタイガース7勝13敗。連敗を6でくい止めている。

 なおドジャースの通算奪三振で歴代3位となっているのはドン・ドライスデールで2486、4位はサンディー・コーファックスの2396となっている。

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2022年5月1日のニュース